ハーフミラーを使っての特殊撮影技術

今回はハーフミラーを使った撮影についてご紹介します。

メタリックなパッケージ等を真正面からとる場合、カメラが映りこんでしまいます。

ライティングを工夫して目立たなくすることは出来ますが、質感が失われ平板な印象になってしまいがちです。

今日はハーフミラーを使って、被写体の正面から光を当てる方法にチャレンジしてみましょう。

今日の被写体はメタリックなLKカラーを私用した健康食品のパッケージです
少し斜めから見るときれいに光るのですが、正面からよくみると自分の顔が映りこんでいます

被写体をカメラの正面に置いてセットすると、レンズ部分が穴のように映りこんでいるのがわかります

通常は被写体の正面から、レンズ穴が見えない位置まで上下に少しずらしてカメラをセットします

三脚を上げていくとレンズ穴の映り込みが次第に下にずれていくのが分かります

パッケージが切れないよう、カメラを傾けて撮影し、台形上にゆがんでしまったパッケージを、後でソフト上でパース補正する方法が一般的かと思います

でも、後加工の手間がかかりますし、厳密に真正面からみた画像とはいえませんね

そこで、今回はハーフミラーを使った特殊テクニックです

ハーフミラーに使う硝子は濁りの少ない光学ガラスが理想ですが、一般の硝子でもかまいません

硝子を被写体とカメラの中間、45度にセットします
硝子の左側にメインライトとなる、小型のストロボをデュフューザーを付けてセットし、さらに均一になるよう拡散板を置きました
これで真横からのストロボ光はカメラに向かわずに、45度の硝子に反射して被写体の正面から光が当たることになります

撮ってみましょう
まず、ハーフミラーを使わない画像です

カメラが映りこんでパッケージが黒くなっています

ここにハーフミラーを差し込みます

このシーンにTOPライトを加えたのがこちらの画像です

正面に光が回りこまないよう注意すれば、背景を差換えることも簡単です

動画もご覧ください