エプソンPX-5V プリンターのインク ボタ漏れ を直す
商品のイメージ撮影で、久しぶりにプリントすることになった。
A3のび対応のスタンダード的存在EPSON PX5Vは、しばらくぶりのスイッチオンにもかかわらず、スムーズに動いてプリントを始めたのだが、、、
はじめの方に、大きなインクのぼた漏れがある
気を取り直して、何枚も印画紙印刷をしてみるが、ことごとく、インクのぼた漏れがある
それも、場所は一定せず、ベタっと1ケ所か2ケ所つくのである
これは「ん!」 と一昨年の暮れのA4プリンターの年賀状印刷を思い出した
はがきの縁に黒いベタっとしたインクが付いてしまったのである
この時の内部の清掃でプリンターが復活した経験から
PX-5Vも掃除をしたら大丈夫とティッシュで、レールの下のスポンジなど、拭いてみた
見える範囲はかなり吸い込んだが、問題はヘッドがピュッと戻るところの右下にあるであろうスポンジである
そこは、手がでず、ヘッドクリーニングや、ノズルチェック、クリーニング用紙を通す 等のメンテナンスでもダメ
調子が悪いので、何回か繰り返す
ネットからは、「メンテナンス期間終了」「廃インクタンクがいっぱいです」「分解してみた」などの情報のみ
とりあえず、エプソンの修理窓口に電話。
直ぐつながったのは良いが、「修理期間が終了している。新しいものに買い替えるしかない」とのことば。
このプリンターは、(高価な)予備のインクがたくさんあるので、廃棄はつらい
「インフォメーションセンターで相談してください」とのことで、別の電話窓口へ
メッセージが出ていないので「廃インクタンクの不調ではない」と優しく応えてくれるが、用紙設定の操作と、印画紙の紙厚の確認くらいの情報で、買い替えを進められる
(解決しない)
年式は古いのだが、A3や、A3のびのプリントで使う程度で、そんなに使ってないのにと( ;∀;)
廃棄なら、と分解してみる(機械的な作業は隊長が担当)
参考にしたネットの主さんも「分解したけど、、、」とのことで、内部はきれいだったとのこと
「エプソンのプリンタを分解したら輪廻転生した話」
https://tantan-too.com/experience/epson_5v_ink_pad
同じような感じで、内部はきれい。吸収パッドは真っ白なまま
どうして、としばらく眺めていました
ヘッドの下のスポンジには手が届かない
ふと、電源を入れると、ヘッドが確認するように1往復すごいスピードで左右に動くことがわかり、
割りばしでティッシュをつかみ、一瞬のスキをついて、ヘッド下のスポンジをぎゅっと押してみる
すると、あっという間にティッシュが真っ黒くなった
「これだ!」数回繰り返すが、埒が明かないので、左に行ったヘッドを抑えてみる
するとおとなしく止まってくれたので、かわいたティッシュや濡れティッシュで、そうじをする
かなり黒いインクを回収したので、電源を入れなおして、元の位置に戻ってもらう
その後、レールの下のスポンジや、左側のスポンジ部分も濡れティッシュやティッシュでそうじ
やったー! ぼた漏れなし! まるまる1日分の格闘! 心配していた各色インクのずれもない模様
インクは純正のものを使用しているのだが、プリンターの使用頻度が少なく、ヘッド下やレール下の回収スポンジが乾燥して余ったインクの吸い込みが悪くヘッド下に残ってしまっていたのだなとかってに解釈
対症療法としては、うまくいった
マニュアルには「ヘッドに触らないで」と書いてあるので、あくまで自己責任での作業ですが、、、
それにしても、メーカーも短い保証期間でひどい
以前、キヤノンのプリンターが保証期間を過ぎて壊れたときは、残った予備インクを回収して新しい機種の物に交換してくれたのに、いつの間にかそのサービスもなくなってしまい、使用できない高いインクが残るのみ
サーミキュラーエコノミーとか、持続可能とか、かっこいい言葉が飛び交っているけれど、ちっとも実現できない日々の生活
外注でプリントもあり得るが、細かい色の調整が必要な画像は、社内で色の検討をしながらプリントするのが大切なので、「PX-5V」まだまだ、使いまっせ
インクジェットプリンターのぼた漏れ対策でした