小型カメラ用電子スタビライザー(ジンバル)

1.FeiyuTech G6 PLUS と他機種との比較

カメラ用ジンバルとしては小型でポータブルなボディは、GoPro、スマートフォン、コンパクトデジタルカメラなど、本体重量800g 以内のカメラに対応する。無制限のチルトとパン軸ローテーション機能により、より広い範囲での撮影が可能。別売りのスマートフォンアダプターの使用でスマートフォンにも対応する。仕舞い寸法はスマートフォン専用ジンバルとそう変わらないが、重量は1.5 倍で、持った感じはズッシリくる。

2.FeiyuTech G6 PLUS
詳細マニュアル

▲まずジンバルとスマホをBluetooth 接続するとスマホでジンバルの向きなどをコントロールできる。その状態でカメラ側からスマホにWiFi 接続をするとジンバル側からシャッターを切ったり、ズームやフォーカス等カメラのコントロールができるようになる。

3. 従来型のカメラホルダー
ハンズフリーショルダーパッド TREN

多機能な最新ジンバルに比べこちらはいたってシンプルな構造と使用法だ。
最大の特長はハンズフリーでも使えるカメラホルダーで、着脱も極めて簡単なこと。本体を右肩に掛けて、チェストベルトをたすき掛けに固定し、カメラプレートとカメラを固定、下の写真のようにベルトを使用せずとも使用可能だ。体を挟みこむにも適度なバネ感で、安定度は高い。バリアングル液晶と組み合わせれば、あらゆる角度や長時間の撮影も楽々こなせるだろう。
( デジタル一眼レフ+ 小型の望遠ズーム程度まで使用可) など、アイディア次第で活躍の幅が広がる製品だ。特にハンディ形式を考慮していない、一眼レフムービーの使用者にはメリットが大きいだろう。注意すべきは胸パッドの形状が左利きの方には適していないことだが、これはすべてのビデオカメラが右利き用に作られている構造なので致し方ないだろう。

製品情報
価格: ¥3,100
商品寸法 38.1 x 1.1 x 16.2 cm ; 1.04 Kg
メーカー型番 tren


大きく湾曲した上部アームはショルダー部分にフィットし、下部アームの腹部に当てるパッドと挟み込むような構造で、ご覧のようにハンズフリーの状態でもかなり安定する。写真では使用していないが、ショルダーベルトを使用すればさらに安定する


セットの内容:ホルダー本体に中段のアダプターを介してカメラを取り付ける仕組み。このアダプターを加点させることにより、体の中心軸に持って行ったり、また逆付けさせることで体に近い位置でのセッティングも可能。下部のアダプターは上下の角度調整用で、特に必須ではない


標準的な使用状態。小型のカメラから中型のビデオカメラ、標準的なズームレンズを付けた一眼レフなど、ほとんどの用途に対応。実際の使用感ではあまり軽いカメラは安定せず、500ℊ~ 1㎏前後の重量が一番安定するようだ


ホルダーを脇に挟んでウェストレベルの使用も可能だ。また上部アームを掴んで、ローアングルの撮影も可能。左図のような上部ハンドルの無いカメラ、特に一眼レフなどには有効だ

5. 検証動画
190707 6500 NX80 スタビライザー比較I① Hands free shoulder pad“TREN”+Sony NX-CAM NX80
以上の三機種を用いて作成した、比較検証動画を見ながら、検証していこう。