大判クラブ⑥マクロ撮影TEST Ⅰ

カメラの改造までで5回を要してしまったが、いよいよ当初の目的の一つである(通常のカメラでは出来ない)超マクロ撮影のトライアル開始である。まずは単純に撮影倍率を確かめるために、スチールの定規を接写してみる。

改造機の後枠に取り付けたカメラはD850、今回は時間御制約もあり、トヨビュー4×5Gの標準蛇腹で撮れる範囲の最大倍率を確かめることにする。これらの条件下では、なるべく焦点距離が短いレンズの方が撮影倍率が上がる筈なので、手直にあった大判ニッコールSW75mm(凹みボード付き)で試してみた

作例のように長辺で6mm(弱)、短辺で4mm(弱)の目盛りが画面いっぱいに捉えられた。D850 のセンサーサイズが35.9×23.9mmということだから、これは×6倍ということになる。

当初の目標が一般的なDSLRでは絶対に撮れない拡大率の領域なので、「まずは合格点!」ともいえるが、事前にはなんとなく【×8倍~】ぐらいは軽く行けるような甘い期待を持っていたし、画質の方も思ったより悪い感じだ。

もちろん、当初からの狙いだった近接用専用のAM120mmEDを使うとか、いろいろ試してみたいが、標準仕様のレール+蛇腹では、さらに低い倍率しか得られない筈だ。レールや蛇腹の延長もまだ可能だが、4×5時代の経験からこれ以上カメラの全長が伸ると、一人では操作も出来にくくなり、また装置の総重量も上がってしまう。                      …ということで、この続きは項を改めることにする