ピント合わせと露出の調整、AE/AF ロック

iPhone のカメラで撮影する際、ピント(フォーカス、焦点)を合わせたり、露出(明るさ)を調整したりする機会はあまりないかもしれない。オートフォーカス機能と自動露出機能によってピントと露出を自動で調節してくれるほか、人物撮影時には顔検出機能も働くからだ

ピントと露出はマニュアル調整もできる
撮影画面をタッチすると、黄色の枠線(フォーカスエリア)と太陽マークの露出調整アイコンが表示される(画面をタッチすると、顔検出機能は一時的にオフになる)。これらを操作することで、ピント合わせと露出調整を実行できる

露出調整(明るさの調節)
手動で露出調整。上スワイプで明るく、下スワイプで暗くなる

AE/AF ロック(露出・ピントの固定)
露出とピントをいい具合に手動調整したとしても、カメラの向きを変えると再び自動調整される。
それでは困るという場合、自動露出機能とオートフォーカス機能が作動しないように、「AE/AF ロック」機能によって露出とピントを固定することができる
AE/AF ロックが発動すると、ファインダーの上に「AE/AF ロック」と表示される
たとえカメラの向きを変えたとしても、露出とピントが固定されたままになる
ちなみにAE/AF ロックが有効化された状態だと、ピントは手動調整できないが、ピントを固定したまま露出を調整することは可能

AE/AF ロックが発動すると、ファインダーの上に「AE/AF ロック」と表示される