大判ならではのアオリ撮影④超接写編
小さいものを大きく撮影する接写(マクロ撮影)では、カメラのレンズを前面に繰り出す必要があります
通常カメラのレンズでは繰り出し量に限界がありますが、大判4×5ビューカメラの長い蛇腹(ジャバラ=ベローズ)を利用すれば、格段に接写の倍率が広がり、4倍、8倍… といった超接写が可能になります
近接撮影ではレンズを繰り出すことによってピントを合わせます。
特に近接用のマクロレンズではかなり鏡胴が伸びてだいたい等倍までの接写が可能です。
それ以上の拡大率が欲しい場合はカメラとレンズの間に中間リングを使用したりしますが限界があります。
大判カメラを使用すれば、大きなジャバラを利用してレンズとカメラの間をかなり広くとることが出来ます。
一般のマクロレンズでは等倍が限界でしたが、大判デジタルならこんなに大きく!
大判カメラならもっと長い長尺ジャバラを使ったり、近接撮影の効率を上げるためにレンズをリバース(逆付け)することも可能です。
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